私と円形脱毛症と治療と
こんにちは。チョ子みすずです。（なんかYoutuberのベテ〇ンちさんみたいな挨拶になってしまいましたね……パクリじゃなくてオマージュ（？）だから許してください……）
気を取り直して今回は私の円形脱毛症の治療について話していきたいと思います。（医学的な話に関しては何か間違ってるところがあるかもしれないので参考程度に見ていただけると嬉しいです。）
1.はじめに
円形脱毛症で髪の毛が抜けるのは自己免疫疾患になってしまうことでリンパ球が毛根を敵と認識してしまい攻撃してしまうからだと最近わかってきたそう。したがってその悪いリンパ球をつまみ出せれば問題解決なのですが、癌細胞のようにわかりやすく悪いリンパ球を見分けることができないためなかなか治療が難しいようです。そのために例えばステロイドを使って悪いリンパ球も良いリンパ球も溶かして毛根を攻撃しないようにしてかつ良いリンパ球が生成されるのを待ったり、紫外線を当てたりするようです。私の場合はステロイド剤の外用、ステロイド剤の内服、ステロイドパルス療法、ステロイド局所注射、エキシマライトの照射を行いました。ステロイド剤の内服はステロイドパルス療法のところでお話ししようと思います。
2.ステロイド剤の外用
一番最初に始まったのがこの治療法でした。患部に処方されたステロイド剤を塗るというものですが、これを塗ることで頭皮に湿疹や少し痛みが出てしまいました。これは仕方ないことなのであきらめていましたが頭皮の不快感が嫌で治療の中で一番好きじゃなかったです。
3.ステロイドパルス療法
抜けるスピードが速かったため、担当医と家族と相談してこの治療を決めました。これは数日間に分けて点滴でステロイド剤を大量に入れるもので、担当医曰くステロイド剤の長期内服よりも副作用が少ない上に、ステロイド剤の長期服用を行っても抜けて続けてしまう人もいるようで、発症から時間がたっていないのであればそれよりも副作用が少ないステロイドパルス療法で点滴をして抜けがおさまるのであれば良いしおさまらなかったら別の治療をするというスタンスが良いのではないかということでした。またステロイド剤の内服は服用中免疫力が弱くなってしまうのでコロナ禍での長期服用はやめた方が良いんじゃないかということも決め手の一つでした。どちらにせよやってみなければ何もわからないということなのでやってみようということになりステロイドパルス治療を行いました。入院中は食べ物の制限もなく、一日の点滴時間もそんなに長くはなかったので辛いことはなかったです。しかし、このステロイドパルス治療も少しの期間免疫力が落ちてしまうようで退院後少しの間は（この時期なので当たり前ではありますが）かなり感染症に気を付けて生活をしなくてはなりませんでした。私はこの治療を行ったあとに抜けるスピードが遅くなったように感じています。
4.ステロイド局所注射
この治療は頭皮に直接ステロイドを注射するというもので、担当医曰くかなり効果があるということでした。首に近い部分や顔に近い部分になればなるほど痛かったです。
5.エキシマライトの照射
この治療は特に痛いといったことはありませんでしたが、日焼けをさせるようなものなので頭皮が赤くなったり皮がむけたりすることがありました。
6.最後に
これらはすべて髪が抜けないようにするための治療であると担当医から言われました。したがって抜けている間は根気強く続けなくてはならないのですが、再生軟毛がたくさん出てきたらやる必要はないようです。（当たり前ですがどれくらいでやる必要がないのかなどは医師の判断に委ねるべきです）
素人が担当医から聞いたこととやって感じたことだけで書いているので間違っているところがあるかもしれませんが、参考程度に見ていただけると嬉しいです。また、私は現状全部の治療をやってよかったと感じています。（まだ治療の途中ですが……）
はじめまして
はじめまして、チョコ好き子です。（適当）
名前はしっかりと決めていないので、適当に呼んで下さるとうれしいです。
早速ですが自己紹介となぜこのブログを始めることにしたのかについてお話していこうと思います。
自己紹介
首都圏に住んでいる大学生で、円形脱毛症（急速進行型）と戦っています。ステロイドパルス療法、ステロイド局所注射、ステロイド剤内服、外用、エキシマライト療法、液体窒素療法を行いました。現在はステロイド剤外用のみを行っています。
なぜこのブログを始めることにしたのか
私自身が他の円形脱毛症の患者さんのブログを見てざわつく心を落ち着かせることが多々あったからです。円形脱毛症は髪の毛がすごいスピードでどんどん抜けていきます。私は何故か円形脱毛症でものすごく病むことはなかったのですが、症状の進行具合からこれから先が不安で不安でインターネットで円形脱毛症についてよく調べていました。調べると大学病院のサイトから町の病院のサイト、患者さんのブログまで様々なものが出てきましたが、私にとって一番ためになったのは患者さんのブログだったと思っています。（とはいってもまだ治療中なので現在進行形で書くのが正しいですね）なぜなら病気の仕組みや各治療法のことはお医者さんに聞けばよいからです。幸い私は早期に大学病院にお世話になることができたので病気のことはお医者さんにたくさん聞くことができました。そして円形脱毛症は個人差がかなりあることや対照研究が難しいことなどからどの治療もやってみなければわからないし、どのように回復するのか、はたまた回復しないのかすらもその時になってみないとわからないと知ることになりました。したがって私は色々な人の円形脱毛症を見て回ることにしたのです。「先が分からない」不安というのは一番厄介だと私は考えています。幽霊が怖いように人間は当たり前ですが「わからない、理解できない」ものを怖がります。私にとってその「わからない、理解できない」ものが「円形脱毛症になってしまった自分のこれから先」でした。だから私は私の一歩先を行く人（ここでは私より先に円形脱毛症になってしまった人）の症状の推移や回復へ向かう際の様々な兆候を知りたいと思ったのです。
まだ治療中の身ですが、同じような不安に駆られている患者さんたちの気持ちが少しでも落ち着くように、また仲間がいるんだと思ってもらえるように円形脱毛症について色々なことを残していこうと考えています。（写真はあげるかわかりませんすみません）三日坊主なので長く続かないかもしれないけれど、お付き合い下さるとうれしいです。
追伸
上記の治療について何か質問などがあればぜひお寄せください。答えられる範囲で答えたいと思います。
